赤松 秀雄 | あかまつひでお | 1910 佐世保市生 | |
物理化学者・理博 1935年東大化学科卒。同大理学部助手。1943年助教授、1951年教授。1971年横浜国大工学部教授。1974年(昭和49年)「日本化学会会長」。1975年分子科学研究所長。当初鮫島実三郎教授の下で界面科学の研究をしたが、戦後炭素の研究に転じ、これを縮合多環芳香族分子とみなし、有機半導体発見の端緒をとらえ、ビオラントロンなど一連の縮合多環化合物の電気伝導性、光伝導性など半導性を発見し、有機物にも電気伝導性をもちうることを明らかにした。これにより1965年学士院賞受賞した。 |
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1935年東大化学科卒 日本化学会会長 |